ThinkPad X1 Nano が欲しくて心がザワザワする

世の中M1チップのMacBook Air や Pro や Mac mini で情報あふれてますが、その裏で ThinkPad X1 Nano が発売されているのを知っている人はどれだけ居るだろうか？

「ThinkPad X1 Nano」とは

Lenovoが2020年9月に発表し、この12月に発売開始したたThinkPadブランドのフラグシップシリーズ、クラムシェル型で最軽量のノートPCだ。

私が惹かれるポイント

同タイミングでM1チップ搭載のMacBookシリーズが発売され注目を浴びているが、Windows環境が必要ならば、私の中で、現時点での選択肢は「ThinkPad X1 Nano」一択だ。それほどまでに私が惹かれているポイントは以下の通り。

➀サイズと重量

本体サイズがこれまでのX1シリーズと比べて大分コンパクトになったこととがあげられる。（寸法は幅29.2cm、奥行き20.7cm、高さ1.38cm）一回りほど小さくなって、更に薄くなっている点がとても気に入っている。

また、今までのThinkPadブランドは、他社と比べて比較的重量があった。（堅牢性を売りにしたビジネスモデルだったから仕方ない部分あるが）しかし、「ThinkPad X1 Nano」はThinkPadブランド最軽量の907gと他社メーカー並の重量になったので、普段持ち歩く時の負担が大分軽減される。

②スペック

小さくても13型ディスプレイ＆2K（2,160×1,350）が採用されているので、作業領域は十分に確保されていて快適に作業できると思われる。

CPUには第11世代のCoreプロセッサー（TigerLake）が採用されていて、Corei5-1130G7とCorei7-1160G7から選べる。

メモリは8Gまたは16GBから選択できる。オンボード仕様なので後から追加・交換はできない点は残念だが軽さ・薄さとのトレードオフ、仕方ないと割り切る。今後、このシリーズが売れれば32GBモデルも出てくる化もしれない。

ネットワークはこれからのスタンダードWi-Fi6に対応、かつ、WWAN対応モデル（LTE4G/5G対応）も選択可能。
※直販モデルで選択肢がよく分からなかったがキーボードの選択肢の中にしれっと入っているので気をつける必要あり。

➂インターフェース

Thunderbolt4 対応の USB Type-C 3.1 Gen2 が2ポートとイヤホンジャックのシンプル構成。私の用途だと、電源と外部ディスプレイ接続で2ポートとも埋まってしまうが、普段使っているMacBookPro2017、MacBookAir2020と構成が同じなので気にならない。SDカードスロットや、USB-TypeAなど普段から利用している人はUSB-Hubをかます必要がある。

➃タフさ

そして、何よりバッテリー駆動時間が公称値で最大 22.8時間！ 同シリーズの「ThinkPad X1 Carbon Gen8」の公称値 19.8時間（i5-10210U CPUの場合）よりよりもバッテリー持ちが良い。実利用では7，8割とみても15時間〜18時間程度は期待できる。電源を気にせずに使える時間が少しでも長くなるのは持ち歩く際にとても頼もしい。

直販モデルについて

Lenovoオンラインショップで購入できる直販モデルで、ハードスペックとして選択出来る項目は以下の通り

プロセッサー	Intel Core i5-1130G7(1.80GHz, 8MB)	Intel Core i7-1160G7()
OS	Windows 10 Home	Windows 10 Pro
メモリー	8GB LPDDR4X 4266MHz	16GB LPDDR4X 4266MHz
SSD	256GB SSD M.2 2242, PCIe-NVMe	512GB SSD M.2 2242, PCIe-NVMe	1TB SSD M.2 2242, PCIe-NVMe
キーボード	日本語キーボード バックライト、指紋センサー付き	英語キーボード バックライト、指紋センサー付き
	WWANあり	WWANなし

「ThinkPad X1 Nano」をオススメしたい人

正直スペックとしてもとても魅力的だけど、そもそもThinkPad好きには気になってしょうがない逸品が出て来たと感じている。そんな「ThinkPad X1 Nano」をオススメしたい人はこんな感じ。

• どこでも作業領域広めのモニタ（13型で2K）で作業したい人
• 薄い・軽い・タフなモバイルPCを求めている人
• ThikPadのキーボード＆トラックポインターにこだわりがある人
• とにかくThinkPadが好きな人

逆に、上記に当てはまらない人（ゲーム用途や映像編集といったクリエイティブ系）には、あまり刺さらないモデルなのかもしれない。

まとめ

Lenovoから心がザワザワずるPC、ThinkPad X1 シリーズで、いままでで最軽量の「Nano」と名付けられたノートPCが発売されました。ThinkPadが好きな人は是非チェック！